室内のストレス解消のデメリット

本格的な運動をするのは難しい

天気のよい日に外で思いきり身体を動かすと、リフレッシュ作用とストレス解消を期待できます。運動するとほどよく身体と脳が疲労を感じますし、そのときストレスも解消されるのです。トレッドミルやエアロバイクなどのトレーニングマシンを設置すれば、室内でも運動は可能です。ただし室内で運動をする場合は、運動メニューがかなり制限されてきます。

またトレーニングマシンによる運動は、床に大きな負担をかけるデメリットがあります。古い木造住宅にトレッドミルを設置したら、床がギシギシしてきたという話があるほどです。防音性の低い住宅であれば、運動時の騒音が近隣住民にまで響いてしまう可能性があるので、すべての住宅で行えるストレス解消法とは言えません。

室内では運動不足を招きやすい

自分の部屋でひたすら本を読んだり、テレビゲームをしたりするのが最大のストレス解消法という人は多いでしょう。これらの方法は天候に左右されず、好きなときに実践できるメリットがあります。一方で室内で行えるストレス解消法の多くは、運動不足を招きやすいデメリットがあります。家でテレビゲームをするのと、外で身体を動かすのとでは、後者のほうが健康的でしょう。身体をほとんど動かさないと新陳代謝が衰えますし、日光を十分に浴びることもできません。運動不足が続くと体調不良や生活習慣病の原因となり、これらの症状がストレスを招くこともあります。当然ながら身体が不健康になると心身のバランスが崩れ、ストレスを誘発させやすくなります。